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墓じまいの方法|費用相場、手続きの方法、必要書類などについて解説

墓じまい

お墓の引越や、お墓をなくす(墓じまい)が注目されています。

継承者がいなくなったお墓が荒れ果てた状態で放置される問題、

遠方すぎて墓参りに気軽に行かれない、

こういった状況から、墓じまいを検討するケースが増えていますが、墓じまいには様々な手続きや事前準備が必要となります。これらの手続きや準備に不備があったりすると、思わぬトラブルが発生することになります。

この記事では、墓じまいを行う際に必要な書類や実行すべき手続きについて解説するとともに、墓じまいに掛かる費用や注意点などについても詳細にまとめました。

墓じまいの手続きと準備

墓じまいを行う際には、使用権返還申請書の提出や墓石の撤去、改葬許可証の取得などの手続きが必要となります。また、遺骨の処理方法について家族や遺族と相談し、適切な墓地や納骨堂を選ぶ必要もあります。

費用と注意点

墓じまいの費用は墓地や霊園の規模や手続き内容によって異なり、特に個人墓による永代供養の場合は高額になることがあります。

したがって、複数の石材店から見積もりを取ることや、相見積もりを行うことがおすすめです。また、寺院墓地から法外な離檀料を請求されるなどのトラブルに遭遇した場合は、早めに専門家に相談することが重要です。

墓じまいに伴う手続きや費用についてよく理解し、適切な対応を行うことで円満な改葬を実現し、故人の供養と感謝の気持ちを大切にすることができます。

墓じまいとは何か、なぜ必要なのか

お墓の撤去が必要になる一般的な理由には、以下のような要因が挙げられます。これらの事情に対処するために、墓じまい(墓の撤去)が行われるケースがあります。

跡継ぎがおらず、自分で代が絶えてしまう

家族に跡継ぎがいない場合、先祖代々のお墓を維持していくことは難しいことがあります。家族が途絶えると、墓地の管理や維持を担う人が不在となり、お墓が放置される可能性が高まります。

先祖代々のお墓が遠方にあり、維持・管理の負担が大きい

近年では、地域間の移動が増え、先祖代々のお墓が家族の生活の拠点から遠く離れているケースが増えています。遠方のお墓を定期的に訪れることが難しいため、お墓の維持や管理にかかる負担が重くなっています。

お墓の維持費用が高額で、支払いが困難になった

墓地の維持費用は、場所や規模によって異なりますが、一部の場所では高額になることがあります。経済的な理由でこれらの費用を賄うことが難しくなった場合、家族は墓地の維持を断念せざるを得ないことがあります。

墓地の規約が変更され、お墓を維持することができなくなった

時折、墓地の規約が変更されることがあります。新たな規定によって、先祖代々のお墓を維持することが難しくなったり、お墓の形態やスペースに制約が加わったりすることがあります。これにより、家族は他の選択肢を模索する必要に迫られることがあります。

これらの理由によって、家族は墓じまいを選択することがあります。墓じまいには、墓石や墓地の撤去、遺骨の移動、墓地の解約手続きなどが含まれます。家族にとっては、故人への敬意を保ちつつも、新たな形でメモリアルを築くことが重要になります。例えば、遺骨を納める新しい場所を見つけたり、オンラインのメモリアルサービスを利用したりすることで、故人を偲び続ける手段を見つけることができます。

墓じまいのメリット・デメリット

墓じまい(墓の撤去)を検討する際のメリットとデメリットを詳しく説明します。

メリット

  • 負担軽減: 墓地の維持費用や管理にかかる手間を省くことができます。特に遠方にあるお墓の場合、訪れるための交通費や時間がかかることから、墓じまいによって負担が軽減されます。
  • 経済的な利益: 墓地の解約や墓石の買取りなど、墓じまいによって一定の経済的なメリットを得ることができる場合があります。これにより、家族の経済的な負担が減り、他の必要なことにリソースを割り当てることができます。
  • 跡継ぎの負担軽減: 跡継ぎがいない場合、代々のお墓の管理や維持を引き継ぐ必要がありません。墓じまいによって、家族の跡継ぎに関する負担がなくなることがあります。
  • 環境への配慮: 墓地のスペースを解放することにより、地域の環境への負荷を軽減できる場合があります。墓地の拡張を抑えることで、自然環境や景観への影響を最小限に抑えることができます。

デメリット

  • 故人への敬意: 代々の先祖が眠るお墓を撤去することは、家族にとって感情的に辛い決断となる場合があります。墓は故人を偲ぶ場所であるため、墓じまいによって故人への敬意を表す機会が失われる可能性があります。
  • 宗教的・文化的価値: お墓には宗教的な意義や文化的な価値がある場合があります。墓地が家族やコミュニティの信仰や伝統に深く結びついている場合、墓じまいは文化的な喪失感を引き起こす可能性があります。
  • 跡継ぎのない先祖: 跡継ぎがいない場合でも、家族や親族にとって先祖代々のお墓は重要な存在であることがあります。墓じまいによって、家族がそのつながりを断ち切ることになるかもしれません。
  • 親族の意見の相違: 墓じまいは家族全員が同意することが必要ですが、意見が分かれることがあります。家族内で意見の相違が生じる場合、決定を下すことが難しくなるかもしれません。

墓じまいを検討する際には、これらのメリットとデメリットを総合的に考慮し、家族が共通の意見を持つような良いコミュニケーションが大切です。家族の意見や故人への思いを尊重しつつ、慎重に判断することが重要です。

 

墓じまいと改葬の違い

墓じまいと改葬の違いについての情報をまとめました。

墓じまい(お墓の処分):

  • 墓石を撤去し、墓所を更地にして使用権を返還することです。
  • 代々継いできたお墓を閉じてその土地を墓地管理者に返却する行為です。
  • 少子高齢化や遠方にあるお墓の管理の難しさなどの理由で墓じまいをする人が増えています。

改葬(墓の引っ越し):

  • お墓や遺骨を別のお墓へ移すことです。
  • 墓じまい後の遺骨の納め先によって、改葬か墓じまいかが明確になります。
  • お墓の管理を楽にするために改葬を選ぶ人もいます。

改葬と墓じまいは以下のような違いがあります:

  • 改葬はお墓や遺骨を別のお墓へ移すことであり、墓じまいはお墓を処分することです。
  • 改葬は遺骨の移転先が必要であり、新しい移転先から「受入れ証明書」を発行してもらう必要があります。

以上が墓じまいと改葬の違いに関する情報です。

以下は、墓じまいと改葬の違いを分かりやすくまとめた表です。

  墓じまい 改葬
定義 墓石を撤去し、墓所を更地にして使用権を返還すること お墓や遺骨を別のお墓へ移すこと
遺骨の処理 個別のお墓に埋葬しない 別のお墓へ移す
目的 お墓の処分 お墓の管理を楽にするため
必要な手続き なし 新しい移転先から「受入れ証明書」を発行してもらう必要がある

墓じまいの進め方

墓じまいの進め方についての情報をまとめました。

墓じまいの決断

  • 墓じまいをするかどうかを決めます。
  • 墓じまいをする理由には、少子高齢化や遠方にあるお墓の管理の難しさなどがあります。

墓じまいを行うかどうかは、家族や関係者と相談して決める重要な決断です。近年の少子高齢化や遠方にあるお墓の管理が難しいといった理由から、墓じまいを検討する人々が増えています。

墓じまいの手続き

  • 墓じまいをする場合、墓地管理者に手続きを行います。
  • 墓地管理者によって手続き方法が異なるため、事前に確認が必要です。
  • 墓じまいの手続きには、使用権返還申請書の提出や墓石の撤去などが含まれます。

墓じまいをする場合、まず墓地管理者に手続きを行う必要があります。ただし、墓地管理者ごとに手続き方法が異なるため、事前に確認が必要です。一般的な手続きには、使用権返還申請書の提出や墓石の撤去などが含まれます。これらの手続きは丁寧に行う必要があります。

遺骨の処理

  • 墓じまい後の遺骨の処理方法については、家族や遺族と相談して決めます。
  • 遺骨を納める方法としては、他のお墓に改葬する、骨壺に納める、樹木葬にするなどがあります。
  • 魂抜き(閉眼供養)という法要と同じ儀式が必要

墓じまい後の遺骨の処理方法については、家族や遺族と相談し、慎重に決定します。

遺骨を納める方法としては、他のお墓に改葬する、骨壺に納める、樹木葬にするなどの選択肢があります。

故人にとって何がベターか、家族の希望も考慮し、遺骨の最終的な安置場所を決めることが大切です。

費用

  • 墓じまいの費用は、墓地管理者によって異なります。
  • 墓じまいの費用には、使用権返還費用や墓石の撤去費用などが含まれます。

墓じまいの費用は、墓地管理者によって異なります。墓じまいに伴う費用には、使用権返還費用や墓石の撤去費用などが含まれます。墓地管理者に問い合わせて、費用の詳細を把握することが重要です。また、墓じまいに伴う費用を家族や関係者で分担する場合もあるため、事前に話し合いを行うことが望ましいです。

墓じまいに必要な書類

墓じまいの際には、行政手続きをして法律的に問題がないように準備をする必要があります。

それでは、墓じまいに必要な書類とはどのような書類なのでしょうか?

墓地・霊園に提出する「改葬許可証交付申請書」

お墓から遺骨を取り出して墓石を解体撤去する際には、「改葬許可証」の手続きが必要です。以下に関連情報を追加してリライトします。

改葬許可証の取得手続き

  1. 市町村役場への申請: 「改葬許可証」は、墓地・霊園が所在する市町村役場で取得します。申請の際には「改葬許可申請書」を提出する必要があります。
  2. 申請書の内容: 「改葬許可証交付申請書」には、現在お墓に納骨されている故人の情報や改葬する理由などを記入します。この申請書は各市町村役場に提出し、改葬許可証の発行を受けることができます。
  3. 様式の違い: 「改葬許可証交付申請書」の様式は地域によって異なることがあります。1枚につき1人の死亡者しか記入できない場合もあるため、お墓に納骨されている人数分の枚数が必要になることがあります。申請書の様式は市町村の窓口やウェブサイトで入手できます。

実例

例えば、高知県の○○市の場合、「改葬許可証交付申請書」はネットでダウンロードできるようです。検索結果の最上位に出ることから、容易にアクセスできるようです。この申請書では、「1名の死亡者の氏名」と「他  名(別紙)」という記載方法があり、別紙には1枚に7名分の死亡者の記入欄が設けられています。必要な枚数だけ申請書を印刷し、記入することができます。

墓じまいの際には、手続きや書類の記入に注意しながら丁寧に進めることが大切です。市町村の役場に問い合わせるなどして、適切な手続きを行いましょう。

下記は、「改装許可証交付申請書」の記入例です。改装許可交付申請書

上記書類の(注意事項)には次のように記載されています。
「※改装される志望者が複数の場合、この用紙には申請者と一番近い関係の方をご記入ください。改装を希望される他の死亡者全員については別紙にご記入ください。

改装許可交付申請書(別紙)

 

死亡者の戸籍謄本

死亡者の戸籍謄本は、遺骨の情報を確認する際に必要な書類です。「改葬許可証交付申請書」には、死亡者の戸籍謄本を添付することが求められます。

戸籍謄本の役割

戸籍謄本は、遺骨が古く身元がわからない場合でも、申請者と死亡者の関係を示すために重要な書類となります。遺骨の身元を確認するだけでなく、遺族や関係者が遺骨の管理権を持つ正当な理由を証明するのに役立ちます。

戸籍謄本の取得

戸籍謄本は、市町村役場で取得することができます。申請の際には、死亡者の戸籍謄本を必要とする旨を伝え、手続きを進める必要があります。また、戸籍謄本は公的な書類であるため、正確な情報を提供することが重要です。

遺骨の管理や改葬の手続きを行う際には、正確な戸籍謄本の提出が必要不可欠となります。遺族や関係者は、この書類を慎重に取得し、遺骨の適切な管理を行うように心掛けるべきです。

埋葬(納骨)証明書

「埋葬(納骨)証明書」は、現在遺骨がお墓に納骨されていることを証明する書類です。この証明書は「収蔵証明書」「遺骨埋葬証明書」とも呼ばれることがあります。また、「埋葬(納骨)証明書」は、しばしば「改葬許可証交付申請書」と一体化して提出する場合もあります。

埋葬(納骨)証明書の役割

「埋葬(納骨)証明書」は、現在遺骨がお墓に納骨されていることを正式に証明するための重要な書類です。墓地・霊園の管理者が交付し、これを提出することによって、遺骨の所在や所有権の確認を行うことができます。

取得方法

「埋葬証明書」の取得は、お墓がある墓地・霊園の管理者に申請する必要があります。公営霊園の場合、市区町村が窓口となっていることもあります。申請手続きには、「改葬許可証交付申請書」と併せて提出する場合があるため、事前に所在地の管理者に問い合わせるとよいでしょう。

重要な確認事項

墓じまいや改葬の際には、「埋葬(納骨)証明書」の提出が求められる場合があります。この書類は遺骨の管理において重要な役割を果たすため、遺族や関係者は丁寧な手続きと正確な情報提供を心掛ける必要があります。お墓の管理者や役場との連携を図り、スムーズな手続きを行うことが大切です。

受け入れ証明書(永代供養許可証)

受入証明書(永代供養許可証)は、取り出した遺骨の新たな納骨先であるお寺や霊園の管理者、または永代供養を行う墓地・霊園や納骨堂の管理事務局などに交付する書類です。

受入証明書の役割

受入証明書は、取り出した遺骨を新たな納骨先に受け入れてもらうための重要な証明書です。遺骨の移動や永代供養を行う際に、納骨先の管理者や事務局が正式な手続きを行うために必要となります。

ダウンロード方法

受入証明書のフォーマットは、自治体によって異なることがあります。しかし、一部の自治体ではこの書類をホームページからダウンロードできるようにしています。申請者は自治体のホームページを確認し、受入証明書のフォーマットを入手することができます。

遺骨の移動における重要性

遺骨の移動や永代供養に際しては、正確な書類の提出が必要となります。受入証明書は遺骨の新たな納骨先を示す重要な証明書であり、遺族や関係者はスムーズな手続きを行うために必要な書類をきちんと用意することが重要です。

お墓の変更や永代供養を行う際には、受入証明書の提出を含む手続きを丁寧に行い、関係者との連携を図ることで、故人への敬意を保ちつつ遺骨の新たな安置先を決定することが大切です。

承諾書

「承諾書」とは、現在のお墓の名義人と墓じまいを申請する人が異なる場合に必要な書類です。

例えば、高齢な両親の代わりに墓じまいの手続きを行ったり、名義人の代理で墓じまいを頼まれたりした場合、名義人からの承諾書が必要になります。この承諾書は、名義人が墓じまいを行うことに同意していることを示す重要な書類となります。

承諾書の役割

承諾書は、墓じまいを申請する者が名義人の代理であることを証明する役割があります。名義人が高齢である場合や他の理由で手続きが難しい場合に、墓じまいを申請する人が名義人の意向を代理して実行する際に重要となります。

必要性の理由

墓じまいは家族や関係者にとって感情的な意味を持つ重要な手続きです。名義人が生前に墓じまいを決めていなかった場合や、名義人が高齢で手続きが困難な状況である場合には、墓じまいを申請する人が名義人の同意を得ることが重要となります。

墓じまいに際しては、名義人の意向を尊重し、承諾書をきちんと取得することが大切です。適切な手続きを行い、家族や関係者と協力して故人への敬意を保ちつつ墓じまいを行うことが望ましいでしょう。

申請者の身分証明書

改葬許可の手続きを行う申請者は、身分証明書として有効な運転免許証やマイナンバーカードなどを用意する必要があります。

身分証明書の提出

改葬許可を申請する際には、申請者自身が正当な権限を持つことを確認するため、有効な身分証明書を提出する必要があります。運転免許証やマイナンバーカードなど、公的な機関が発行する身分証明書が使われることが一般的です。

重要なポイント

申請者は、改葬許可の手続きを行う際に適切な身分証明書を準備する必要があります。これにより、申請者の正当性と遺骨の移動に対する正確な情報提供が確保されます。遺族や関係者は、手続きの際に要求される書類を事前に確認し、スムーズな手続きを進めることが重要です。

改葬許可手続きにおいては、正確な身分証明書の提出が求められることから、遺族や申請者は慎重に書類を用意し、関係機関との連携を図ることが大切です。適切な手続きを行うことで、故人の遺骨の安置先を確保し、遺族の希望に沿った改葬を実現することができます。

墓じまいに掛かる費用相場

墓じまいに必要な費用相場を詳細に紹介します。墓じまいを検討する際の参考にしてください。

墓じまいに掛かる費用相場

墓石の解体費用 8万円〜15万円
改葬先の準備費用 10万円〜100万円
閉眼供養のお布施の費用 3万円〜10万円
離檀料費用 10万円〜20万円
書類作成に掛かる費用 遺骨一体につき3千円

墓石の解体費用:8万円〜15万円

墓石の解体費用の相場は、8万円〜15万円です。

解体費用は、お墓の区画の広さや撤去する墓石の量、使用する機材などによって左右されます。特にお墓の規模が大きい場合は、15万円以上の費用がかかることもあります。

費用を抑える方法

費用を抑えたい場合は、複数の石材店に見積もりを出してもらうことが重要です。複数の業者から見積もりを取ることで、価格の比較ができます。

相見積もりについて

墓地に指定石材店がいない場合、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」が可能です。公営墓地や共同墓地では指定石材店がないことが多いため、最初の見積もりに不満がある場合は、相見積もりをして他の業者と比較することがおすすめです。

注意点

解体費用はお墓の特性や業者によって異なるため、複数の見積もりを集めることで適正な価格を把握することが大切です。価格だけでなく、業者の信頼性やサービス内容にも注意して選ぶことが重要です。墓じまいに伴う費用を適切に見積もり、予算を立てることで、円満な改葬手続きを進めることができます。

改葬先の準備費用:10万円〜100万円

改葬先とは、取り出した遺骨を新たに供養する場所(寺院墓地や民営霊園、納骨堂、永代供養墓、樹木葬など)のことです。

費用について

改葬の費用には大きな開きがあります。これは、墓じまいの場合、永代供養が一般的であり、供養方法によって費用が変わるためです。

低額な費用の例

低額な費用の例としては、他家の遺骨と一緒に埋葬される合祀墓が挙げられます。この場合、個人の区画を持つ必要がないため、10万円ほどの費用で供養することができます。ただし、合祀墓では遺骨を後から取り出すことができないため、注意が必要です。

高額な費用の例

一方で、個人墓による永代供養の場合は、費用が高額になります。この場合、後から遺骨を取り出すことが可能ですが、墓石の費用や区画の管理費用などがかかるため、100万円前後の金額が必要となります。

供養方法と費用

供養方法によっても費用や埋葬方法が変わるため、慎重に検討することが重要です。改葬を決定する際には、供養先の費用や条件、遺骨の取り出し可能性などをよく理解し、適切な供養先を選ぶようにしましょう。遺族や関係者がより良い改葬を実現するためには、情報収集と慎重な判断が不可欠です。

閉眼供養のお布施:3万円〜10万円

閉眼供養は、お墓から遺骨を取り出す際に、故人の魂をお墓から抜き取るための儀式です。この法要は主に僧侶によって行われ、宗派によっては「脱魂式」や「抜魂式」と呼ばれることもあります。

開眼供養の費用

開眼供養の際には、寺院にお布施として3万円〜10万円ほどの費用がかかることが一般的です。ただし、この金額は寺院とのお付き合いの年数や深さ、檀家同士の取り決めなどによって変動することがあります。

供養の意義

閉眼供養は、故人の魂をきちんと見送り、新たな供養先への移動を祈る重要な儀式です。この供養を行うことで、故人の魂が安らかな道をたどり、心穏やかに新たな場所で供養されることを願います。

寺院との協議

開眼供養の費用や内容は、寺院との相談や協議によって決定される場合がほとんどです。遺族や関係者は、寺院との信頼関係を築きながら供養の手続きを進めることが大切です。また、開眼供養に関する詳細な情報を寺院から正しく受け取ることで、故人への敬意を示し、適切な供養を行うことができます。

離檀料:10万円〜20万円

離檀料は、寺院の檀家を辞める際に、菩提寺にお渡しするお布施の一つであり、お礼や感謝の気持ちを表すものとして包むものです。

離檀料の目的

離檀料は、長年にわたって寺院の檀家であったことに対する感謝や、お墓の管理や供養に対するお世話に対する感謝の気持ちを示すために贈られます。お別れの際に、寺院への感謝と敬意を込めて離檀料をお渡しすることが一般的です。

離檀料の金額

離檀料の平均金額は10万円〜20万円ほどですが、寺院によってはあらかじめ決められている場合もあります。また、お付き合いの深さや年数に応じて、さらに多くの金額を用意することもあるでしょう。

トラブルに対処する方法

一部の寺院墓地などで、法外な離檀料を請求されるというトラブルが生じる場合もあります。このような場合、早めに弁護士などに相談することが重要です。法的な助言や対応を得ることで、公正な対応を求めることができます。

心のこもったお別れ

離檀料は、寺院とのお別れの際に、心のこもった感謝の気持ちを示す大切な贈り物です。遺族や関係者は、感謝の意を込めて適切な離檀料を用意し、寺院との長い付き合いを終える際に感謝と敬意を伝えることが大切です。

墓じまいの方法|まとめ

墓じまいは、墓地の維持が難しくなったり、継承者がいない場合に選択される重要な手続きです。手続きには使用権返還申請書や改葬許可証の取得などが含まれ、遺骨の処理方法も検討が必要です。

費用は墓地の規模や墓石の撤去量によって異なり、平均で10万円〜100万円ほどが相場とされます。費用を抑えるためには複数の石材店から見積もりを取ることがおすすめです。

墓じまいに伴う手続きや費用には注意が必要であり、寺院墓地での離檀料についてトラブルに遭遇した場合は専門家に相談しましょう。遺族や関係者が慎重な判断と適切な対応を行うことで、故人の供養を心穏やかに行い、円満な改葬を実現できます。


 

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