黄檗宗とは
黄檗宗(おうばくしゅう)は日本の禅宗のひとつ。
江戸時代に隠元が京都の万福寺を建てて広めた教えで、独特の節回しの読経や、明の文化を色濃く受け継いだ寺院などが特徴です。
宗祖は
隠元
本尊は
釈迦如来
読まれるお経や題目は
般若心経などですが、一般的なお経とは少し異なります。
梵唄(ぼんばい)という、歌うようにお経を詠む。
お焼香のやり方
3回です。つまんだ抹香を額までもっていき、香炉に落とします。
特徴
元々は中国由来の臨済宗の一派でしたが、明の隠元が日本で開宗した際に、法要のしきたりや仏具に明の文化(明朝風)を多く採用したことから、もともと日本に存在した臨済宗とは異なるものとして、黄檗宗という一つの宗教となりました。