浄土宗は
浄土宗(じょうどしゅう)は平安時代に開かれた仏教で、浄土系仏教の起源ともいえる宗教です。
宗祖は
法然 =円光大師
源空
本尊は
阿弥陀如来
読まれるお経や題目は
浄土三部経 観無量寿経 無量寿経 阿弥陀経
唱えるのは
南無阿弥陀仏 なむあみだぶつ
お焼香のやり方
お焼香は3回です。
抹香を額の高さまで掲げて、3回繰り返します。
特徴
法然は比叡山や奈良の寺院で修業した後、中国の唐の仏教書「観経疏」にあった、”ただひたすらに念仏を唱えることを行とする”「専修念仏」に大きな影響を受けて浄土宗を開きました。
阿弥陀仏の名前を唱えることで極楽浄土に導いてもらえ、浄土で悟りを開くという考え方です。
この他力易行(難解ではなく、誰でもたやすく行えること)としての念仏は、悪人でも愚か者でも救われる道であるとして、地位や職業を問わず多くの民衆がこれに集まりました。
けれど、この斬新な教えは、従来の宗派から反発を受け、朝廷に念仏停止(ちょうじ)のお触れを出す動きが起き、法然は土佐に流刑となってしまいます。
現在の寺院数は6916、信者数602万人と言われています。(『宗教年鑑』平成26年版)